知って安心!ピキっ、骨ひびの治療期間は?体験談や見分け方も紹介

知って安心!ピキっ、骨ひびの治療期間は?体験談や見分け方も紹介

骨折よりも怪我の程度が軽いと言われている「骨ひび」。骨ひびは完治するまでに、どのくらいの治療期間がかかるのでしょうか?

 

今回は気になる骨ひびの治療について、体験談や見分け方をご紹介したいと思います。

 

骨ひびって何?

 

骨ひびとは

 

「不完全骨折」や「亀裂骨折」と呼ばれ、骨が折れてしまった完全骨折とは違い、骨はつながった状態だけど、一部分にひびが入っている状態です。一般的に、完全骨折よりも症状が軽く、約1カ月〜3カ月程度で治癒します。

 

特に小さな骨ひびの場合は、見た目だけでは判断できないケースも多く、正確な診断にはレントゲン・CT・MRIなどの検査が必要となります。そのため、骨ひびは、医療設備が整っている「整形外科」の受診が一般的です。

 

医療行為が許されていない「接骨院」ではレントゲン・CT・MRIなどの検査ができないため、骨ひびを正確に診断することができないので注意が必要です。

 

どんな原因で起こる?

 

〜転倒〜

 

骨ひびの代表的な原因は「転倒」です。特に高齢者に多く、骨ひびの症状が深刻で、治療にも時間がかかるのが特徴です。ちょっとした段差のある場所や、足元が滑りやすいお風呂場などは注意が必要です。

 

また、高齢者の場合は、何もない場所でも、急いでいると慌ててしまい、脚がもつれて転倒してしまうことがあります。高齢者は骨ひびになると、完治も遅くなってしまうため、そもそも転倒をしないように予防することが非常に重要です。

 

高齢者の転倒予防のためには、転倒しないように掴まれる手すりなどを設置するのが有効です。また、自宅の中にできるだけ段差を作らないバリアフリー対策をするのもおすすめです。

 

〜打撲〜

 

「打撲」というと軽症なイメージがありますが、実は骨ひびになるような深刻な場合もあります。

 

ぶつけた部分が青あざになり、そのまま放置している人も多いと思います。しかし、時間が経つに連れて、青あざの部分が異常に腫れてきた場合や、強烈な痛みがある場合は、そのままにせず、病院へ行った方が安心です。打撲によって、骨にひびが入っている可能性だけではなく、最悪の場合は、骨折している可能性もあります。

 

すぐに消えてしまうような痛みであれば問題がありませんが、打撲した部分がどんどんと悪化している場合は、すぐに医療機関で受診することをおススメします。

 

〜突き指〜

 

小さな子供に多い「突き指」も、骨にひびが入っている可能性があります。

 

一般的な突き指の場合は、湿布などで患部を冷やして様子をみます。冷却することによって、患部の炎症が落ち着いてくるようであれば大丈夫です。

 

しかし、時間が経つにつれて、患部の腫れが大きくなってきたり、痛みが増す場合は、ただの突き指ではない可能性があります。レントゲンを撮ってもらい、骨にひびが入っていないか、しっかり確認してもらいましょう。

 

〜疲労骨折〜

 

「疲労骨折」はスポーツをしている人によく見られます。疲労骨折は骨へ負担をかけることで、徐々に疲労が溜まり、最終的に骨が折れたり、ひびが入ってしまう状態です。運動時以外は痛みを感じにくいため、発見までに時間がかかってしまうことが多いのも特徴です。

 

時間をかけて症状が悪化していく骨折なので、早期発見が難しいです。運動をした時に、いつもよりも違和感を感じたり、痛みを感じるような場合は、そのまま放置せずに病院で診察をしてもらうことをおすすめします。

 

骨折とはどう違う?

 

骨ひびは、骨が折れてしまった「完全骨折」とは違い、骨は折れずにつながっている状態です。完全骨折の場合は、入院や手術などの治療が必要になるケースも多い一方、骨ひびの場合は自然治癒で治す事が多いのも大きな違いです。

 

治療期間も、完全に骨が折れてしまった場合に比べて、骨ひびの方が早く完治しやすいです。

 

どんな種類がある?

 

骨折には、骨が折れている「完全骨折」と骨が折れずにつながっている「不全骨折」の2種類があります。そして、骨ひびは「不全骨折」に分類されます。

 

不全骨折には、骨にひびがはいった「亀裂骨折」や、骨の内部は折れてしまったけど骨膜には損傷がない「骨膜下骨折」などがあります。

 

【体験談】骨ヒビはどう治した?治療・治癒期間はどれくらい?

 

■スノボーで肋骨を骨折

 

スノボーでバランスを崩して転倒したら、肋骨で衝撃を受け入れてしまい、亀裂骨折(骨ひび)してしまいました。医者では胸部の固定サポーターと痛み止めだけをもらい、そのまま様子を見ることになりました。完治までは2カ月程度かかりましたが、1カ月くらいでほぼ痛みはなくなっていました。

 

骨折中、意外に大事だと思ったのが「加湿器」。肋骨骨折の期間、くしゃみや咳をすると、死ぬほどの激痛に襲われました。そのため、喉を痛めたり、風邪を引かないように加湿器をつけて気を付けていました。

 

■階段から落ちてかかとにひび

 

階段から落ちてしまったので、病院で診察を受けたら、かかとにひびが入っていることがわかりました。入院はせずに、松葉杖を使った不便な生活でした。

 

当初は全治2カ月の予定でしたが、実際には1カ月程度で治ってしまいました。ひびの部分に負担がかからないように、慎重に生活をしました。骨ひびの治療中は、お酒を飲まないように注意をされました。

 

■スポーツをしていて疲労骨折

 

学生時代にランニングのトレーニングをしていたら、左足のすねを疲労骨折してしまいました。最初はそれほどひどい痛みではありませんでしたが、最後は歩くこともできないくらい、ひどい痛みでした。

 

近所の整形外科に行き診察してもらうと、疲労から骨にひびが入っていると言われました。治療には1カ月程度の安静が必要と言われました。しかし、出場予定の大会が迫っていた為、スポーツ専門の整形外科に通いながら、リハビリして治療をすることになりました。

 

■コンクリに転倒し膝の皿にヒビ

 

コンクリの上に膝から転倒してしまい、激痛を感じました。病院で診察してもらったら、レントゲンの結果、膝の皿にヒビが入っていることがわかりました。膝に血が溜まっていたので、病院では膝の血を抜いてもらいました。ギプスを巻いてもらったら、後は安静という指示でした。

 

ギプスは3週間で取れましたが、足に違和感がある状態で、仕事に復帰するのには1カ月、完治までには2カ月程度かかりました。骨ひびがある間は、小魚やアーモンドなど「骨を丈夫にする食べ物」を積極的に摂取しました。

 

■ドアに挟んで足の指に骨ヒビ

 

足の指をドアに挟んでしまい、赤く腫れてしまいましたが、どうせ打撲だろうと思ってそのまま放置していました。ところが、翌日になっても、痛みが引かなかったので病院へ行くことに。レントゲンを撮ってもらった結果、足の指の骨にヒビが入っていることがわかりました。

 

テーピングをしてもらい、痛み止めを貰って終わりました。2週間後の再診ではテーピングも取れて、普通に歩けるようになりました。

 

まとめると

 

骨ひびの場合は、手術や入院などの大掛かりな治療をするケースはほとんどないようです。大体が「自然治癒」で経過観察になり、骨ひびの症状によって、通院の回数も変わるようです。

 

骨ひびの判定には、レントゲン撮影が重要なので、病院へ行く場合は、整形外科を受診するようにしましょう。骨ひびの場合は、平均的に1カ月〜2カ月程度で完治をしている人が多いようです。

 

骨ひびに関するQ&A

 

治療しなくても治る?

 

骨ひびは、病院で手術をしなくても自然治癒で治ってしまうことがほとんどです。しかし、骨ひびの症状は、医療設備が整った病院で、診察を受けないとわからないため、整形外科で診察を受けることは重要です。

 

勝手な自己判断で、病院へ行かないで放置しておくと、後で強烈な痛みや腫れに変わる可能性があるので注意が必要です。早く骨ひびを治すためには、やはり整形外科を受診することが一番おすすめです。

 

治療法は?

 

まず、骨ひびは、レントゲン撮影によって、骨折の状態を確認します。しかし、レントゲンでは小さな骨ひびを見逃してしまうこともあるため、場合によってはCTやMRIを使って検査します。

 

検査の結果、骨ひびだと判断された場合、手術はせずに「保存療法」になるケースが多いです。場合によっては、痛み止めが処方されます。更に、骨ひびの部位によって、処置が異なります。

 

指の場合、添木やテーピングで固定。

 

腕や足の場合、ギプスをつけて固定。足の場合は、松葉杖を使用することもある。

 

腰の場合、コルセットで固定。

 

肋骨の場合、胸部専用サポーターやコルセットで固定。

 

治療期間は?

 

骨ひびの治療期間は、一般的に4〜12週間と言われています。しかし、完治までにかかる時間は、骨折のレベルや年齢などによって個人差があります。
指の場合、1カ月程度で完治。

 

腕や足の場合、1〜2カ月程度で完治。

 

腰の場合、個人差が大きい。早ければ2週間程度で痛みが取れるが、3カ月以上長引く場合もある。

 

肋骨の場合、1〜2カ月程度で完治。

 

運動はしないほうがいい?

 

ギプスやコルセットなどで骨を固定している間は、基本的に運動は厳禁です。安静にして過ごす必要があります。無理をして動くと骨ひびの症状が悪化するリスクがあります。

 

骨にひびが入っている際の注意点は?

 

骨ひびの場合、最初の頃は本人に自覚症状があまりないケースが見られます。打撲だと自己判断して、そのまま放置してしまうケースも多いので、早期発見することが難しいのが難点です。

 

〜痛みが長引く場合は医者に診てもらう〜

 

痛みや腫れが日を追うごとに強まる場合は、ただの打撲ではなく骨に異常がある可能性があります。湿布などで打撲部位を冷やしても、なかなか良くならない場合は、病院で診察してもらいましょう。最悪の場合、骨ひびではなく、骨が折れている可能性もあります。

 

〜ひびが完治するまで安静にする〜

 

骨ひびの場合、一般的には骨の位置を固定するため、部位に応じて「テーピング」「ギプス」「コルセット」などを使用します。

 

固定器具をつけている間は、安静が必要になります。骨ひびの部位に力をかけないように細心の注意を払いましょう。

 

固定器具をつけるか外すかの判断は、必ず医師の指示に従いましょう。固定器具をつけていると、日常生活で不便という理由で、医師の許可なく外してしまう人もいますが、勝手な自己判断により固定器具を外してしまうと、治りが遅くなる可能性がありますので注意をしましょう。

 

骨折に比べて治るのは遅い?

 

骨ひびは、完全骨折や粉砕骨折のケースに比べて、治るのは早い傾向があります。しかし、骨ひびの場合、軽症だからこそ発見が遅れてしまい、症状が悪化してから病院へ来ることも多いため、骨ひびでも完治までに時間がかかってしまうケースがあります。

 

また、軽症だからこそ「油断」が生まれやすく、医師の指示を守らないで過ごした結果、症状を悪化させ、治りが遅くなってしまうことがあります。

 

骨ヒビかどうか見分けるためのポイント!

 

骨にひびが入った場合、時が経つにつれて「腫れ」や「激痛」の症状が大きくなるのが特徴です。特に心配が要らない時は、時間と共に腫れや激痛が引いていきます。そのため、前日よりも痛みが更に増している場合は、迷うことなく医療機関で診察を受けることをおすすめします。

 

骨ひびを見分けるためには、必ずレントゲン撮影が可能な「整形外科」を選びましょう。接骨院ではレントゲン撮影のような医療行為が行えないため、レントゲンの判断が必要となる場合は、整形外科に行かないといけません。

 

まとめ

 

骨ひびは、完全骨折に比べて治りが早く、手術をしなくても自然に治る怪我だとわかりました。しかし、早く治るのは、整形外科を受診し、しっかり医師の指示を守った場合です。

 

自己判断で放置したり、医師の指示を守らない場合は、骨ひびでも完治までに時間がかかってしまうので気を付けましょう。